透のもとにおじいさんから電話が。娘夫婦と同居するための家の改築が終わったという。透は新しい家の住所を残して、草摩家を去って行った。そもそも改築が終わるまで居候していたにすぎない。他人がいる方が変なんだ――分かってはいたけれど、草摩家の空気はどこか重い。由希と夾も、透の存在が心に引っ掛かっていた。
そんなわけで、第5話は透くんの引っ越しエピソード。お爺さんの家の改築が済んで叔母夫婦と再び同居することになった透くんの姿が描かれる今回となっています。しかし、そんな同居先でまっていたのは叔母やいとこ達の嫌味な態度と言葉・・・そんな叔母たちのゲスっぷりに耐えようとするも由希たちのことを思い出して涙する透くん。本当の家族の所に帰りたいと泣き出す彼女に実に胸が熱くなる今回、由希や夾の行動もスッキリな第5話であります。
アバンはお爺さんから連絡があり、改装が終わったことから家に戻ることを紫呉たちに話す透くんの様子から。そのことで食事の準備が遅くなったと慌てる透くん。そんな彼女の姿に複雑そうな顔を浮かべる由希と夾。透くんの引っ越しに寂しげな二人であります。夾くんったらもろに背中で語ってるところがもうホントにかまってちゃんwww
一方、紫呉たちに切り出したものの、実際には割り切れてはいなかった透くん。今日子さんとの事を思い出しながらすっかり自分が草摩の家で家族になっている気になっていたことに気付かされることに。勘違いをしていたと漏らす透くん。前向きな気持ちになろうとするも、こちらも名残惜しげな彼女であります。まぁ、家の改装が済むまでの約束だったからそう簡単には行きたくないとか言えないしねぇ💧
そうして透くんの引っ越しに黙っている由希と夾。紫呉はなにか言ってくると思っていたが、意外におとなしい二人に拍子抜けした様子。他人がこの家にいることのほうがこれまで変だったという夾。そんな彼にじゃあ、なんでこんなに空気が重いんだと心の中でツッコむ紫呉、誰も透くんを引き止めることなく彼女を送り出す彼らであります。
そんなすっかり草摩の家に馴染んでいた透くん。子供の頃のフルーツバスケットの事を思い出しながらどこか抜けていた自分を思い返す。
子供の頃に男子からいじめられていたという透くん、フルーツバスケットで『オニギリ』を指定されて誰からも呼ばれなかった寂しい気持ちを今回のことに重ねる彼女なのでした。
いや、それって透くんのことを意識してたからじゃ・・・
それも併せて抜けていたってことなのかね?
はじめからオニギリが仲間に入れるはず・・・なかったですのに
そうして引っ越し当日。叔母に挨拶をする透くん。だが、従姉妹は同じ部屋なことにせっかく広い家になったのに、と不平不満を透くんにぶつけ、叔母は興信所に頼んで透くんがこれまで男の家にいたことに疑惑の目を向け、その挙げ句にもうひとりの従兄弟はその家で男たちとエッチをしたのかと聞き出そうとするゲスっぷり。どうやらその従兄弟は警察官志望で、興信所に素行調査を依頼したのはそのためらしいのだが・・・
そんな従兄弟のゲスな発言にショックな透くん。自分がいわれることよりも母親の今日子さんのことが悪く言われたことにショックを受けたようで顔をこわばらせてしまう・・・
なんだ、この家族ぐるみのムナクソっぷり。
するとそこでお爺さんが従兄弟の頬を平手打ち。叔母たちに代わって
悪く思わないでくれ、根が悪い奴らなだけなんじゃ
お爺さん、ぶっちゃけ過ぎ💧
そして、こんな奴らでも自分にとっては大事な家族で、大切な居場所だというお爺さん。しかし、透くんには今日子さんのように我慢する必要はないとこの家に縛られる必要はないと話す。そんなお爺さんの言葉に涙が溢れ出す透くん。由希の、夾や紫呉のいるあの家に帰りたいと本音を漏らす彼女であります。お爺さん、いい人過ぎてホント泣けるわ。透くんの父親もこんな風に他人の痛みをわかる優しいひとだったのかな?
みんなのいる家に帰りたいと泣きじゃくる透くん
そうだね・・・帰っておいでよ
突然、顔を見せる由希くん、透くんを迎えに姿をあらわす彼であります♪
プリ・ユキ本領発揮、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と、そんな由希だが、どうやら散歩に行くフリをして透くんの家を探しに行っていたらしい。それに夾もついていく形となって二人で家を突き止め、透くんの本音を聞いたことから連れ戻すことに乗り出したらしい。従兄弟や叔母の冷たい言葉にキレて飛び出そうとする夾だったが、由希に先手を取られてあんな形にwww これもネズミと猫の呪いのせいかね💧
そうして、透くんを連れ戻す由希と夾。居候中に如何わしいことをされたんじゃないかとゲス視線な従兄弟にデコピンを食らわして
気安く透ちゃん呼ばわりするな、ゲス!
と一喝♪ こうして連れ戻される透くん。ケンカしながらも自分のことを心配して来てくれた二人に再び涙の彼女であります。
たまには弱音吐いたって、我儘言ったっていいんだよ。めげたっていいんだよ
その言葉が今日子さんと重なる透くん。思わず涙が溢れ出してしまう彼女なのでした。
これは自分のことがわかってもらえたようで嬉しかったんだろうね。
・・・えりたいです、今の家に帰りたいです!
そう、はっきりと自分の気持を吐き出す透くん。そんな声に夾はぶっきらぼうに手を引き、そして由希は優しく笑みを浮かべてそれを迎える。これも二人の性格が出ていていいな♪
そんな二人にフルーツバスケットで『オニギリ』を指名された気持ちになる透くん。
こんな果報者、他にいないです、お母さん
三人で手を携えて家路につき、そのぬくもりを実感する彼女であります♪
つか、ゲス従兄弟がショックなのは透くんの同居よりも由希が男だったとこかい💧
そうして、再び草摩の家をくぐる透くん。笑顔で迎えられる彼女なのでした。
そんなわけで、ゲスな叔母の家から無事に連れ帰られる透くん。今日子さんのことを悪く言われて傷ついてしまう彼女でしたが、その反面で自分の気持ちを吐き出すことで由希や夾とより心を通わせる結果に。痛みは伴ったものの、本当の家族として迎え入れられた透くん、そんな彼女のこれからの十二支たちとの関わりに期待です。
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