この世の果てで恋を唄う少女YU-NO第16話レビュー「動かない時の中で」【神奈ちゃんの過去と秘密】

元からこの世界に

私の居場所なんてありませんから・・・

神奈につきまとう謎の男、北条から取引を持ちかけられるたくや。
そして絵里子からは神奈の転校について意外な事実を聞くことに。
そんな中、有馬家を訪ねた神奈と話し、たくやは神奈の本心に触れるのであった…

そんなわけで、第16話は神奈ちゃんの過去と秘密に迫るエピソード。海からの帰りに突然倒れた神奈ちゃんを介抱したたくやが古い写真に現在の姿と同じ彼女が写っていたことから違和感を覚える彼の様子が描かれる今回となっています。そんな中で、神奈ちゃんから情報が引き出せずに今度はたくやに接触を図ってくる北条。彼を裏で操る人物も今回明らかに。神奈ちゃんの周りがにわかにざわつき始める今回、たくややその父・広大との関係が気になる第16話であります。

アバンは海から帰ってマンションに帰る途中で突然倒れた神奈ちゃんの場面の続きから。気づいたたくやが抱き起こし、彼女のマンションへ送る彼だったが、神奈ちゃんをベッドに寝かせて薬を飲ませたその後に彼女の持っていた預金通帳を見る流れに。最初は父親が神奈ちゃんに定期的にお金を送金したいたことに興味を持って眺めていたたくや。しかし、その最後のページには古い写真に今の姿と全く同じの神奈ちゃんの姿が。満面の笑みで写真に映る神奈ちゃん。『最愛の人と一緒に』と裏に書かれたその写真に違和感を感じるたくや。果たしてそれは・・・

さて、そこで澪ちゃんのところへと行くたくや。神奈ちゃん（？）の写っていた写真には双子岩が今とは違い3つあることからそれを手がかりに調べようというわけです。

突然のたくやの訪問に驚く澪ちゃん。冗談でも自分に会いに来たというたくやにちょっぴり照れる彼女でありますｗ　ほんと、澪ちゃんはリアクションがかわいいな♪

一方、いまだに神奈ちゃんの周りを嗅ぎ回る北条。それを正勝が目撃することに。

そんな頃たくやは澪ちゃんから資料を渡され、太平洋戦争の戦中戦後に三角山を取り壊す話が持ち上がり、その後中止になるもその際に3つの岩の一つが壊され、今の双子岩になったという記事を目にする。と、いうことはあの写真も戦争時に撮られたものっていうことか・・・

あれが神奈ちゃんだとすればいったい何歳なのかなぁ？

そんな頃、北条は神奈ちゃんと接触。どうも彼女は北条に弱みを握られていてそれを黙っている条件で関係を持ってしまったらしい。今回も北条に呼び出されてホテルの前まで来る神奈ちゃん。すると彼女はこれで最後にしてほしいと言いだす。だが、それに北条は広大の居場所を教えるならその条件を飲むという。本当のことを話せと神奈ちゃんに迫る北条。どうやら彼は神奈ちゃんが広大の愛人で、今でも内通していると踏んでいるらしいのだ。言わなければ学校に自分との関係をバラすという北条。それにいつもと同じことを繰り返すだけだと一人つぶやく神奈ちゃん。脅される彼女に警官が声をかけ、その場はうやむやになるも、はたしてどうするのか・・・

そんな一方で、神奈ちゃんが三角山を中心にこれまで転校を繰り返して来ていたことも絵里子先生から判明することに。たくやのことを買っていたという絵里子先生、服の上からでも乳首の位置がわかる特殊能力のことじゃなくて草ｗｗ

北条の脅迫に退学届を出す神奈ちゃん。すると北条は神奈ちゃんから情報が引き出せなくなるとわかると今度はたくやに接触を図ってくる。父親の居所をしりたくないかと取引を持ちかける北条だったが、それをたくやは無視。

そして、翌日神奈ちゃんは麦わら帽子を返しにたくやの家に。亜由美さんが二人の仲を疑いながら送り出すとたくやは件の写真の人物が神奈ちゃんかどうか確かめることに。50年以上の写真に神奈ちゃんそっくりな女の子が写り込んでいると話すたくや。しかし、そこに迷い込んだ子犬が現れて話はウヤムヤに・・・自分からは話そうとはしない神奈ちゃんに友達としてもっと君のことが知りたいという彼だったが、そんなたくやに悲しそうに残酷だと行って去ってしまう神奈ちゃん。はたして彼女の真意とは。神奈ちゃんも絵里子先生みたいにトンデモSF設定でもあるのかしらね💧

そして、再びたくやに絡む北条。すると彼は盗聴器をわたしてそれを神奈ちゃんの部屋に仕掛けてほしいと依頼をする。だが、もちろんたくやは断りその盗聴器を踏んづけて壊してしまうｗ　そんな北条、たくやからも情報が得られずに依頼主である龍蔵寺に泣きつくｗ　それに龍蔵寺は北条に催眠をかけてなにやら仕組もうとしている模様。はたして龍蔵寺が広大の居所を探しているその理由と目的とは・・・　てか、こっちの並列世界でも龍蔵寺の中の人設定はいきてるのかね？