少女終末旅行第10話「電車/波長/捕獲」レビュー・感想

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どうする、く?

地下の駅のホームへと迷いこんだチトとユーリ。そこに入ってきた電車に乗り込んで移動を始める2人は窓の外に広がる巨大プラントに驚きながらその電車の中をケッテンクラートを走らせる。そんなことをしながらいつしか電車が止まり、陽の光を目指して地上へと出た彼女たちはそこで不思議な生物と対面するのだが・・・

そんなわけで、第10話はチトちゃんとユーリちゃんの未知との遭遇エピソードw電車に乗って行き着いた廃墟で不思議な生物との対面を果たす二人の様子が描かれる今回となっていますw そんな謎の生物はラジオを通して会話ができるらしく、自分のことを『ぬこ』と。 会話のできる生物と対面しながらも食欲なユーリちゃんって💧2人の旅に新たな仲間が加わる第10話であります。

つか、保存食?

アバンは地下鉄の駅のような場所で佇むチトちゃんとユーリちゃんの様子から。のっけから前回のロボの起動でも出てきたマークがやたらと出てくるんだけど、これって何か最終回に向けた伏線か何かなのかしら?どうやら動力に関係している描写に関係しているようにみえるが、なんとなくだけどこれを見ると一昔前の渦巻きだらけの白装束の連中を思い出してしまう。アレは結局インチキ科学だったけど、ニコラ・テスラの『世界システム』のようなものが実用化された世界ならありうるかもね♪実際現実でもワイヤレス充電が小規模ながら開発されてるしw

さて、それはさておき。2人が駅のホームで待っているとそこには巨大な貨物のような電車が滑り込んでくる。線路のレールが一本しかないことからリニアっぽい造り。

それにケッテンクラートごと乗り込む彼女たち。すると地上へと出た電車の窓からは巨大プラントが姿を現す。その景観に圧倒される2人であります。おお、なんか川崎とかの工場夜景みたいだ♪

さて、そんな圧倒的な景観も見ていれば飽きるw

そこで、暇を持て余した2人はケッテンクラートに乗って電車の先頭車両を目指すことにw そこで壊れたロボットのことや、地球の自転のことで談義を始める2人。自転する地球の上で、電車に乗ってさらにケッテンクラートと走らせるとすごい速度で走っていることになると想像を巡らせるユーリちゃん。ま、宇宙から見たらそう見えなくもないかも💧

さて、そうして走る電車の中で今度は壊れたロボットたちを眺める2人。ユーリちゃん曰く、電車は移動式の墓っぽいらしい。そんな落ち着きのない墓は嫌だ💧

そ、そこでユーリちゃんは時計らしきものを発見!

それに自分たちの時間に制限と制約があることを語りだすチトちゃん。残り少ない食料を前にしてしみじみ思う彼女。いや、それって寿命のことじゃ・・・💧

さて、そうこうしているうちに居眠りの2人。どうやら終点の駅に着いたようで、電車から降りることに。そこから陽の光を目指して上へと登っていくことに。するとラジオから何か音が聞こえるとユーリちゃん。ということは、何かしら電波を受信しているってこと?その音は人の声に似ていてユーリちゃんの鼻歌のようなものらしい。

そんな音楽について話していると、目の前に巨大なエレベーターが出現。

いや、なんかこれって近くに大覚アキラ様でも眠ってるんじゃないかと・・・💧

そこで、それに乗って地上に出ようとする2人。すると、ラジオからの音も明確に音楽っぽいものが流れ始める。

って、エレベーター早すぎるだろ!

慌ててスイッチを探すも間に合わず地上に放り出される2人wユーリちゃんは無事着地するも運動の苦手なチトちゃんは地面に激突することに。

そんな2人の目の前には真っ赤な夕焼けが・・・それに目がしみるというチトちゃん。夕日の波長が物悲しさを誘うと思ったら擦りむいた傷の痛さでしたとさ💧

さて、そんな夕日にちょっぴりおセンチなチトちゃんw

その後2人はお互いにナイフで髪を切り合うことに。改めてその場所を見ると、そこは過去の戦場だったようで、武器や薬莢が散乱し、中央部には爆発の跡も・・・

まるで、オブジェのような噴水と化す戦車。そこで思わず頭を突っ込むユーリちゃんでありますw

なんか、この辺の描写がなんとなくだけど初代マクロスの劇場版のプロトカルチャーの遺跡にも通じるものがあるような・・・戦争について考察するチトちゃんが一条輝の立ち位置かな?ヤックデカルチャーwww

そして、その後食事の2人。食料生産施設で作った焼き芋レーションも底をつきつつ、未だに魚にご執心のユーリちゃんw

と、パイプから食べ物が出てこないかと眺めていたユーリちゃん。

すると、そこから謎の不思議生物が顔を出すw

ユーリちゃんを見て慌てて隠れるその不思議生物wそれをチトちゃんと一緒に捕獲ことに。それをチトちゃんはネコではないかと推測するが、その不思議生物は自分のことを『ヌコ』と💧どうやらそのヌコは電波を介して会話ができるらしく、言葉がラジオから聞こえる。そんなヌコに、

どうする?焼く?

と、食う気満々のユーリちゃんwww

しかし、言葉が理解できる生き物を食べるわけにはいかないというチトちゃん。そのまま置いていく彼女だったが・・・

どうやら情が移ってしまったらしく、2人の後ろをついていくヌコを拾い上げ、一緒に旅に連れて行くことに。旅の途中で色々と失う中でたまには増やしてみるのもいいかな?というチトちゃん。新たな仲間が加わる今回であります♪

つか、これってユーリちゃんにとっては保存食扱いだろwwww

てか、最後にチトちゃんが音痴だったことが発覚って💧

少女週末授業では自律機械先生が今回は太陽の公転についての講義が展開w

月の話ではちょっぴりロマンチックなチトちゃん。最後の黒板で照れてるのが

良いよね♪

そんなわけで、ヌコが加わり、旅を続ける彼女。そんな明るい感じで終わった今回でしたが、夕日や終着駅といった終末を感じさせる描写も・・・

特に機械同士の通信らしき描写も入り、なんだか2人はなにかに導かれているような感じが不安を煽るようにも。最終回に向けてどんなストーリーが展開されるのか気になる今回でありました。
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