粛清!
第1話の冒頭は社会主義共和国・コルドナが飛翔体を発射したというニュースが飛び交う場面から。それに各国が非難声明をあげるが・・・
実はそれは9歳の独裁者・ミャオ将軍が弾道ミサイルの発射ボタンを押したものだと判明することに💧 どうやらミャオ将軍、それがどーしても押したくなっちゃったらしくてその欲求に負けてしまったらしいwww ミャオちゃん、それを上層部に知られてしまい椅子に座っておどおど涙目wwww 無邪気かわいいにも程が有るわ💧
そんな、かわいい9歳の独裁者・ミャオ将軍のやらかしをどう国外にそれらしく報道するか悩む上層部。なにしろ飛翔体とニュースでは言ってるけど、ぶっちゃけ弾道ミサイルだしな💧
ちなみにそんなミャオちゃん、コルドナ共和国は最高指導者による絶対君主制で、その絶対的な権力は世襲制となっていて、父親が突然死したことからそれを受け継いだというもの。
そんな世襲制に反対勢力の側近の一人が異を唱えると・・・
お約束の粛清wwww
ま、それでも実際に殺されるわけではなく一週間のトイレ掃除なんでけどな💧
とはいえ、しれっと側近粛清のミャオ将軍、あのお国の将軍様もやっぱりああなのかねw
そこでなんとか飛翔体をごまかすため、声明を出すミャオ将軍、アレは世界平和を願うための祝砲的なものだったと苦しい言い訳💧
ミサイルを我が国からのプレゼントとの声明発表にニュースでは武力誇示と受け取られるミャオ将軍w これ余計に煽ってるよね?全世界に誤解受けちゃってるよねこれwww
ああ、こうして善意のつもりが孤立のきっかけに・・・って、思い切り違うわ💧
そして、自分の国のお菓子を『革命同志の血と汗と涙の味』とディスるミャオちゃんwww
将軍様とはいえ、ええんか、これ💧
そして、労働に味は濃くて酸味と辛味あ相まって吐くほど泥臭かったwww
これには激しく同意だ!
しかも、それは上層部にはお口に会わなかったようで・・・
これもうなんか風刺というにはあまりにクリティカルヒットじゃないですかねぇ💧
さて、そんな政治風刺がありつつ、側近の娘のアデリーナちゃんとの社会主義共和国ネタも登場!どっかの国のギャルに感化され、コルドナもこうあるべきだと吹き込むアデリーナちゃん、それを真に受けるもやっぱりどっかアレなのもアノ国ならではだよねぇ💧
つか、独裁国家で孤立してるはずなのにどうやって、アデリーナちゃん💧
・・・正◯かな?
そして、また変装してお忍びで自分の国の現実を知ることとなる展開も。
いや、どっかの諸国漫遊記かよwww
社会主義国で自分での商売は禁止され、手に入るものは国営のものだけに規制されていることから満足な配給もなく困っている自国民の姿を目の当たりにするミャオちゃん、この下りはなんかちょっとうるっと来てしまった。9歳の女の子の無邪気ないっときの気まぐれかもしれないけど、こういうちょっとしたことが本当に国が幸せになれるきっかけかもしれないな。ミャオちゃんの純粋さが世界を救う、そんな気にさせる優し世界が満載の本作でありますw
そんなわけで、社会主義国のいろいろなパロディネタが満載の本作、国を窮地にたたせそうな事も平気でやらかしちゃんミャオちゃんですが、その反面でその純粋さがたまらなくかわいい♪周りのお固い側近たちや、資本主義に感化されまくりな友達との交流でどんな話が展開してくるか楽しみな本作、たまにはこんなのも読んでみるのも楽しいんじゃないかな?そんな気にさせてくれる第1巻でありますw
ミャオちゃん、くれぐれもどっかの常春の国の国王みたいにはならないでーw
こんなかわいい子ならミサイ…じゃなくて飛翔体も許せますねw