刀使ノ巫女第9話「祭りのあと」レビュー・感想

Pocket

りだよ、今日浮かれないでいつ浮かれるの!?

舞草の刀使たちとの特訓の後、汗を流すためにお風呂へと入る可奈美たち。そこでエレンたちから今日は里でお祭りがあると聞かされる。そして祭を楽しんだ後に彼女たちは朱音とフリードマンから『ノロ』を祀る意味を知らされることとなるのだった。そんな祭の最中、結芽が襲いかかる・・・

そんなわけで、第9話はお祭エピソード。お風呂のあとで浴衣に着替えてお祭を楽しむヒロインたちの姿がたっぷりと描かれる今回となっています。そんな中でフリードマン博士と朱音さんから祭で『ノロ』の御神体として祀られていることの意味を教えられることとなる可奈美ちゃんたち。折神紫との戦いが本格化する前の静けさの第9話であります。

アバンは舞草の刀使との特訓の様子から。舞草の刀使のリーダー格・米村孝子と小川聡美から初めてのお褒めの言葉をもらう可奈美ちゃんたちの姿から始まる今回となっています。そんな中、一人顔を曇らせる舞ちゃん。そんな彼女が何を思うのか気になる冒頭部分であります。

そして、訓練での汗を流すヒロインたち。

可奈美ちゃんたちのお風呂、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

沙耶香ちゃんの背中を流しながら母性本能が刺激されると萌えまくるエレンちゃん。そんな彼女に不機嫌そうな薫ちゃん。嫉妬かわいい彼女でありますw

一方、舞ちゃんは可奈美ちゃんや姫和ちゃんのように戦うための理由がないのに舞草にいることに疑問が広がっている様子。しかも、訓練の最中に自分の動きまでをも把握していた可奈美ちゃんのような特別な才能もないことから不安に思っている様子の彼女です。舞ちゃん、完全に巻き込まれて合流しちゃった感じだからね。

すると、それに姫和ちゃんは戦う理由がなければ里にいて戦わなければいいと。

出たな、エタナール胸ぺったん女wwww

どうやら本人もかなり意識しているらしく、タオルで完全防備な姫和ちゃん。迷う舞ちゃんをバッサリの彼女でありますw ま、言い方はぶっきらぼうだけど、舞ちゃんのことはそれなりに心配してのことなんだけどね💧

そんな姫和ちゃん。彼女は舞草とは距離を置いて一人で紫を倒すつもりであることもここで明らかに。姫和ちゃんとしては因縁のある自分とは誰も巻き込みたくないってところか。

相変わらず、一匹狼な姫和ちゃん。最近の女の子キャラにしては珍しい娘だよね💧

さて、その後脱衣所で制服がないことに気がついて犯人が祢々じゃないかと疑惑をもたれるも、実はフリードマン博士からの提案でお祭で浴衣を着ていくために制服はクリーニングに出してしまったらしいw サイズぴったりな浴衣に大喜びのヒロインたち。フリードマン博士、いろんな意味でスゲェな💧

そんな流れでみんなでお祭へ。姫和ちゃんも可奈美ちゃんの説得で渋々?ながら付き合うことに。屋台での買い食いにお祭を堪能する彼女たちでありますw

そんな中でチョコバナナに食いつく姫和ちゃん。

ここでもチョコミント味かい💧

さて、その後見せたいものがあるとエレンちゃんと薫ちゃんに連れられて神社に。そこには恩田累さんの姿もあり、可奈美ちゃんたちを匿っていた容疑で警察に捕まっていたものの、羽島学長のおかげで開放されたとのこと。

つか、沙耶香ちゃん、『襲った』とかしれっというな💧

そして、フリードマン博士も一緒に神社での奉納の舞が行われ、御神体である『ノロ』がお披露目。どうやら折神家が一括管理する以前はこうして神社で分祀していたらしい。

そこでフリードマン博士は『ノロ』が生まれる経緯を話すことに。それによるとノロは御刀の材料『玉鋼』を精錬する工程で不純物として分離されるもので、御刀と同等の神性を帯びているらしい。それが集まるとスペクトラム化して『荒魂』になるとのこと。なるほど、それで折神家が台頭するまではそれぞれの神社で祀る分祀をすることでそれを防いだというわけです。今の科学技術でも消し去ることができないノロ。神性を帯びたうえに不純物って一体なんなんだ、それ💧

しかし、それが明治後期になり経済的な理由から社を減らしたかった政府がノロの合祀を推進。それを折神家が厳密に管理を請け負うことに。だが、そこに戦争が近づき、軍部を中心にノロの軍事利用を目論むようになり、米軍の介入によってそれは加速しタガが外れることに。そして集めたのろをタンカーに積載してそれが荒魂と化したことで相模湾岸大災厄はおこってしまったということらしい。

そして、その惨状を現場で見ていたフリードマン博士。それが彼が舞草を立ち上げた理由だったというわけです。あら、罪滅ぼし。

それにフリードマン博士はノロは御刀を作るために人が生み出してしまった被害者であると。そしてそれを鎮めるための巫女が刀使の起源だったと彼はいう。荒魂を斬る以上は巫女としての勤めも果たさないとならないと・・・それが生み出してしまったものの責任。

その語りにショックを受ける姫和ちゃんたち。

制服に着替えた彼女は可奈美ちゃんと縁側で話をかわす。同じ御刀を持っていた自分たちの母親も同じようにお祭に二人で行ったのかな、と語り合う彼女たち。運命を感じるふたりの気持ちは既に同じ方向を向いているようですね。

そして、ここでも未だに迷う舞ちゃん。沙耶香ちゃんは自分でできることを考えてみると前向き♪ さて、舞ちゃんの答は・・・気になりますね

さて、そうしてお祭を楽しんだヒロインたち。姫和ちゃんと可奈美ちゃんは舞草と共に行動すると決意を固め、それを朱音さんに伝えにいくことに。

しかし、そこに親衛隊四席の結芽ちゃんと特別機動隊が介入。住人たちを次々と拘束し、舞草のメンバーをしらみつぶしにする作戦が決行される。そこでフリードマン博士と朱音さんは戦略的撤退を推奨。潜水艦で逃亡を図ることに。潜水艦はアメリカ海軍所属なので警察組織程度では手が出せないというわけです。

しかし、それをヘリに乗った結芽ちゃんがロックオン!

地上に飛び降り、刀使たちを次々と斬り倒して潜水艦へと接近する。

その動きが実に敵ながらかっこよすぎる彼女であります♪ 結芽ちゃん、無双すぎぃwww

一方、潜水艦のドックではすでに機動隊がスタンバイ。どうやら彼らのスペクトラムファインダーには折神家が手を回し、荒魂ではなく、刀使の御刀に反応するように細工がされてしまっている様子。荒魂の反応に躊躇しながらも攻撃する隊員たち。それに峰打ちで対応する刀使たちであります。あれ、剣心www

さて、その後も続く結芽ちゃんの猛攻に刀使のリーダー、米村孝子と小川聡美の二人が時間を稼ぎ、なんとか潜水艦に乗り込み逃亡を果たす舞草のメンバーたち。倒された刀使たちは連行され、御刀も押収されてしまう。そして神社の御神体であるノロも回収されてしまうことに・・・

そんな中、一人神社の境内にいた結芽ちゃんは突然咳き込み、吐血する場面も。刀使との戦闘中に自分は荒魂の力を1ミリも使っていないと激怒していた彼女。そんな結芽ちゃんの裏の事情が気になる今回となっています。まさかの沖田総司展開だったり?

こうして潜水艦で逃げ延びるも、先行き不安なヒロインたち。はたして彼女たちが向かうところとは・・・

そんなわけで、大幅に戦力を削られることになった舞草。加入した途端にピンチに見舞われる彼女たちの次への行動をどうつなげるのかが気になります。まさに祭りのあとといった感じの可奈美ちゃんたち。起死回生の一手に期待です。

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)